総ビリルビン(T-Bil) | SRL総合検査案内

TOP
生化学的検査
生体色素関連物質
総ビリルビン(T-Bil)

現在のラボ：横浜ラボ

○総ビリルビン(T-Bil)

項目コード：0011 8

検査項目
JLAC10

材料
検体量
（ｍL）

容器

キャップ
カラー

保存
（安定性）

所要
日数

実施料
判断料

検査方法

基準値
（単位）
総ビリルビン(T-Bil)
3J010-0000-023-271

血清
0.5

S09
↓
A00

（1ヵ月）

1～2

11
※4

化学酸化法

0.3～1.2(mg/dL)

備考

診療報酬

D007(01)
総ﾋﾞﾘﾙﾋﾞﾝ
生化学的検査（Ⅰ）判断料144点 ☆

容器

S09 旧容器記号 C1 1 セ X1

分離剤入り (真空採血量9mL)

貯蔵方法：室温
有効期間：製造から1年

A00 旧容器記号 X

ポリスピッツ

貯蔵方法：室温

補足情報

臨床意義

ビリルビンは，ヘム蛋白(主にヘモグロビン)が網内系で処理されて生成する色素である。生成された間接(非抱合)ビリルビンはアルブミンと結合して血中を転送され，肝臓でグルクロン酸抱合され，直接ビリルビンとなって肝臓より胆汁中に排泄される。
血清総ビリルビンと間接および直接ビリルビン分画測定は，肝機能検査の中ではきわめて重要なものであり，各種肝・胆道疾患の診断，経過観察，予後判定や黄疸の鑑別に用いられている。