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項目コード:309
検査項目
JLAC10
D007(01)
総ビリルビン
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
ビリルビンは,ヘム蛋白(主にヘモグロビン)が網内系で処理されて生成する色素である。生成された間接(非抱合)ビリルビンはアルブミンと結合して血中を転送され,肝臓でグルクロン酸抱合され,直接ビリルビンとなって肝臓より胆汁中に排泄される。
血清総ビリルビンと間接および直接ビリルビン分画測定は,肝機能検査の中ではきわめて重要なものであり,各種肝・胆道疾患の診断,経過観察,予後判定や黄疸の鑑別に用いられている。
Crigler-Najjar症候群, Dubin-Johnson症候群, Gilbert症候群, Rotor症候群, サラセミア, 悪性貧血, 肝炎(急性・慢性), 肝硬変, 肝内胆汁うっ滞, 新生児黄疸, 鉄欠乏性貧血, 閉塞性黄疸, 溶血性貧血(先天性・後天性)
測定法文献
徳田 邦明,他:臨床化学 22(2):116 ~ 122, 1993.
臨床意義文献
川崎 寛中:日本臨床 53-増-865~868 1995