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○免疫複合体 (モノクローナルRF)
項目コード:3556 1
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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免疫複合体 (モノクローナルRF)
5G635-0000-023-023 -
血清
0.2 -
S09
↓
A00 -
(21日)
- 2~8
-
194
※6
-
EIA
EIA(Enzyme immunoassay)
酵素免疫測定法
測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。 - 4.2未満(μg/mL)
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免疫複合体 (モノクローナルRF)
備考
&1
診療報酬
D014(25)
モノクローナルRF結合免疫複合体
免疫学的検査判断料144点
- 「リウマトイド因子(RF)定量」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定性」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定量」、「マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)」、「C1q結合免疫複合体」、「モノクローナルRF結合免疫複合体」及び「IgG型リウマトイド因子」のうち3項目以上を併せて実施した場合には、主たるもの2つに限り算定する。
- 「抗シトルリン化ペプチド抗体定性」、「抗シトルリン化ペプチド抗体定量」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定性」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定量」、「マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)」、「C1q結合免疫複合体」、「モノクローナルRF結合免疫複合体」及び「IgG型リウマトイド因子」のうち2項目以上を併せて実施した場合には、主たるもの1つに限り算定する。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
免疫複合体(IC)は,抗原・抗体・補体の複合体である。血中で生じた免疫複合体は,通常,貪食組胞に処理されるが,免疫複合体の多量の発生,抗体の産生不全や貪食組胞の機能低下などの病的な状態では,腎糸球体や血管壁に沈着て補体が活性化したり組織障害が起こる。免疫複合体の検出は,このような病的な状況が存在するかどうかを判断するのに有用である。現在,血中の免疫複合体(循環性免疫複合体(CIC))を補促する方法には,補体第一成分(C1)成分の亜成分の一つで,CIC結合性をもつC1qを利用した方法,補体を活性化するCICの最終産物であるC3d結合免疫複合体を補促する抗C3dモノクローナル抗体を用いた方法,リウマチ因子が免疫複合体を形成したIgGに対して結合能力をもっている事から,骨髄腫由来のモノクローナルリウマチ因子(mRF)を利用した方法などがある。
異常値を示す病態・疾患
高値疾患
IgA腎症, ウイルス性感染症, 急性糸球体腎炎, 紫斑病, 自己免疫疾患, 膠原病
参考文献
測定法文献
森 勝志 他:医学と薬学 27-2-347~354 1992
臨床意義文献
吉野谷 定美:リウマチ科 5-4-320~325 1991