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項目コード:296402
検査項目
JLAC10
TIA(Turbidimetric immnoassay)
免疫比濁法
抗原抗体反応による混濁物に光を照射させ,透過率を測定する方法。
&1
D015(08)
C4〔SRID法等〕
免疫学的検査判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
C4の低下は補体成分産生の低下を除けばclassical pathway の活性化(異化)の亢進による.Classicalpathwayの活性化の特殊な例として①遺伝性血管神経性浮腫と②補体cold activation がある.
①C1INHの(先天的)欠損状態においては何らかの原因で活性化されたC1が不活化を受けず,C4,C2を一方的に活性化し,その結果C4,C2の極端な低値が認められるようになる.
②とくに慢性肝疾患では採血後室温あるいは,低温で補体活性が失われることがある.C4,C2の活性の低下が著明であるが,試験管内での反応であるため補体蛋白量は正常値を示す.低補体価にもかかわらずC3・C4が正常の場合には注意を要する.
SLE, クリオグロブリン血症, 糸球体腎炎, 自己免疫性溶血性貧血
肝障害
C3b inactivatorの欠損症, 第4成分欠損症, 補体第3成分
ネフローゼ症候群, 蛋白漏出性胃腸症
Behcet病, リウマチ熱, 悪性腫瘍, 関節リウマチ, 多発性結節性動脈周囲炎
測定法文献
金井 正光,他:臨床検査法提要 第31版(金原出版):833~837,1998.
臨床意義文献
竹村 周平,他:日本臨牀48(増):654~656,1990.