現在のラボ:愛知ラボ
- TOP
- 遺伝子関連検査
- 造血器腫瘍遺伝子検査
- micro BCR-ABL1 mRNA定性
現在のラボ:愛知ラボ
○micro BCR-ABL1 mRNA定性
項目コード:723801
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
micro BCR-ABL1 mRNA定性
8C128-9961-019-866 -
血液(EDTA-2Na加)
7.0 - PN7
-
(1日)
- 7~12
-
2100
※2
-
RT-PCR
RT-PCR(Reverse transcriptase-polymerase chain reaction)
RNA が増幅対象の場合に,RNA を鋳型として逆転写酵素(reversetranscriptase:RT)により相補的なcDNAを合成してPCRを行う方法。 - キメラmRNAを検出せず
-
備考
&1
凍結保存は避けてください。
受託可能日は月~金曜日です。
検体採取後、速やかにご提出ください。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
造血器腫瘍遺伝子検査のご提出について
検体は採取後、当日中にご提出ください。
下図の容器に採血し、よく混和させ、冷蔵保存してください。
検体は採取後、当日中にご提出ください。
他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
診療報酬
D006-2
造血器腫瘍遺伝子検査
遺伝子関連・染色体検査判断料100点
- 「悪性腫瘍遺伝子検査」、「造血器腫瘍遺伝子検査」、「免疫関連遺伝子再構成」、「FLT3遺伝子検査」又は「JAK2遺伝子検査」のうちいずれかを同一月中に併せて行った場合には、主たるもののみ算定する。
- 「造血器腫瘍遺伝子検査」は、PCR法、LCR法又はサザンブロット法により行い、月1回を限度として算定できる。
容器
PN7 旧容器記号 A 4
EDTA-2Na入り (真空採血量7mL)
内容:EDTA-2Na 10.5mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
補足情報
臨床意義
慢性骨髄性白血病 (CML) では9番染色体と22番染色体の転座によりフィラデルフィア染色体 (Ph染色体) が生じ、BCR-ABL1キメラ遺伝子が形成されます。BCR-ABL1キメラ遺伝子はBCR遺伝子の切断点の違いによりMajor (M)、minor (m)、micro (µ) と呼ばれるBCR-ABL1遺伝子が存在します。
本項目は、化学療法、骨髄移植等による治療効果のモニタリング・評価に有用な検査です。
異常値を示す病態・疾患
関連疾患
Ph転座型白血病 (慢性骨髄性白血病 (CML)、急性リンパ性白血病 (ALL))
参考文献
測定法文献
Kawasaki ES, et al:Proc Natl Acad Sci USA 85 (15):5698~5702, 1988.
臨床意義文献
Yong-Qing Tong, et al:Leukemia Research 69:47~53, 2018.