現在のラボ:愛知ラボ
- TOP
- 生化学的検査
- ビタミンおよび関連物質
- 25ヒドロキシビタミンD (くる病・骨軟化症)
現在のラボ:愛知ラボ
○25ヒドロキシビタミンD (くる病・骨軟化症)
項目コード:196502
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
25ヒドロキシビタミンD (くる病・骨軟化症)
3G065-0000-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
(21日)
- 2~5
-
117
※4
-
CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 -
ビタミンD欠乏
20以下(ng/mL)
-
25ヒドロキシビタミンD (くる病・骨軟化症)
備考
&1
診療報酬
D007(31)
25-ヒドロキシビタミンD〔ECLIA法、CLIA法、CLEIA法〕
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
- 「25-ヒドロキシビタミンD」は、ビタミンD欠乏性くる病若しくはビタミンD欠乏性骨軟化症の診断時又はそれらの疾患に対する治療中にECLIA法、CLIA法又はCLEIA法により測定した場合は、診断時においては1回を限度とし、その後は3月に1回を限度として算定できる。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
ビタミンDは骨代謝やミネラル代謝に重要な役割を担っており、肝臓で水酸化され安定な25ヒドロキシビタミンDに変換されます。ビタミンDが不足すると小腸でのカルシウム吸収が不十分となり、小児では「くる病」、成人では「骨軟化症」など、骨の石灰化障害を引き起こします。25ヒドロキシビタミンDの測定は、体内におけるビタミンDの充足状態の指標となり、低値の場合はビタミンD欠乏状態を示します。
異常値を示す病態・疾患
関連疾患
ビタミンD欠乏性くる病、ビタミンD欠乏性骨軟化症
参考文献
測定法文献
小島 哲:臨床化学 48(3):239~244,2019.
臨床意義文献
日本小児内分泌学会:ビタミンD欠乏性くる病・低カルシウム血症の診断の手引き:2013.