現在のラボ:千葉中央

項目コード:3325 7
検査項目
JLAC10
TIA(Turbidimetric immnoassay)
免疫比濁法
抗原抗体反応による混濁物に光を照射させ,透過率を測定する方法。
&1
D015(08)
C3〔SRID法等〕
免疫学的検査判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補体はCH50,C3,C4 などを同時に測定するのが望ましい.CH50が低値を示した場合にはC3,C4の低下のパターンにより,classical あるいは,alternative pathway のいずれの活性化によるかが推測できるからである.
一般的には,classical pathway の活性化によるCH50の低値はC4 の低下が著明であり,alternative pathway による場合はC4 は正常でC3 の低下が著明となる.C3 の低下は活性化(異化)の亢進によるが,産生の低下によるC3 低下は慢性肝疾患,とくに肝硬変において認められる.なお肝硬変の低補体価は肝癌の合併により高補体価を呈することが多く診断的価値がある.
SLE, クリオグロブリン血症, 糸球体腎炎, 自己免疫性溶血性貧血
肝障害
C3b inactivatorの欠損, 第4成分欠損症, 補体第3成分
ネフローゼ症候群, 蛋白漏出性胃腸症
Behcet病, リウマチ熱, 悪性腫瘍, 関節リウマチ, 多発性結節性動脈周囲炎
測定法文献
金井 正光,他:臨床検査法提要 第31版(金原出版):833~837,1998.
臨床意義文献
竹村 周平,他:日本臨牀 48(増):650~653,1990.