現在のラボ:千葉中央
○キニジン
項目コード:3835 1
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位) - 採血時刻
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キニジン
3L900-0000-023-062 -
血清
0.4 -
S7P
↓
A00 -
- 2~8
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KIMS
KIMS(Kinetic Interaction of Microparticles in a Solution)
抗原または抗体を結合させたマイクロパーティクルを用いて抗原抗体反応を行い、抗原抗体反応による凝集の濁度を、光を照射させて透過率から測定する方法。 - 2.0~6.0(μg/mL)
- 次回投与直前 (Trough濃度)
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キニジン
備考
&1
硫酸キニジン
採血容器についての注意事項
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。
診療報酬
B001(02),B001(02ホ)
特定薬剤治療管理料,不整脈用剤(不整脈の患者)
- 「特定薬剤治療管理料1」は、投与薬剤の血中濃度を測定し、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。
容器
S7P 旧容器記号 C4 X2 X1
分離剤なし (真空採血量7mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
抗不整脈薬キニジンは,心筋細胞Na+チャンネルに作用し,不活化することにより自動性,興奮性および伝導速度を抑制し,また不応期を延長する。これらの作用により上室性,心室性の期外収縮と発作性頻拍に有効であり,新鮮心房細動の治療とその予防,心房細・粗動,急性心筋梗塞時の心室性不整脈の予防に用いられる。治療効果は,投与量よりも血中濃度に関係する。治療濃度と毒性発現濃度の間がきわめて狭く,生体利用率,代謝,消失は患者により異なるため,血中濃度の測定はきわめて重要である。
参考文献
測定法文献
木村 英樹 他:日本臨床検査自動化学会会誌 33(5):860~864,2008.
臨床意義文献
久保 博昭:日本臨床 53(S上):998~1001 1995