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現在のラボ:千葉中央

Na(ナトリウム)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 緊急
    Na(ナトリウム)
    3H010-0000-023-261
    速やかに遠心
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    (1ヵ月)
    1~2

    11
    ※4
    電極法

    電極法
    電極と溶液界面における電荷移行反応を利用した方法。
    イオン選択電極は特定のイオンに応答し,イオンの活量の対数に比例して生じる電位差からイオンの濃度を測定する。

    136~147(mEq/L)
その他の受託可能材料

備考

*
採血後は,血液凝固を確認後,速やかに血清分離してください。血液のまま放置,冷却保存はナトリウムが低値を示しますので避けてください。

診療報酬

D007(01)
ナトリウム及びクロール
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆

  • 「ナトリウム」及び「クロール」については,両方を測定した場合も,いずれか一方のみを測定した場合も,同一の所定点数により算定する。

容器

補足情報

臨床意義

細胞外液中の浸透圧活性物質の95%以上は,Naとそれに随伴する陰イオン(ClとHCO3-)とで占められるので,NaとClは細胞外液の量と浸透圧を規定する重要な因子である。一方,細胞外液と細胞内液の組成は著しく異なるが,水は細胞膜を自由に通過し得るので,細胞内外の浸透圧は等しい。そのため,血清Na濃度は全体液浸透圧の指標となる。したがって,NaとClの血清濃度や尿中排泄量を測定することにより,体液の量や浸透圧の維持機構ならびに酸塩基平衡調節系の病態の把握に有用である。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

Addison病, Na摂取量減少, Na喪失性腎症, SIADH, ネフローゼ症候群, 肝硬変(浮腫), 急性水中毒, 甲状腺機能低下症, 腎不全

上昇する疾患

Cushing症候群, 原発性アルドステロン症, 水分摂取不足, 脱水症(嘔吐・下痢), 尿崩症, 本態性高Na血症

参考文献

測定法文献
桑 克彦:臨床検査 34-11-1353~1358 1990
臨床意義文献
木野内 喬 と 滝口 雅博:日本臨床 53-増-748~752 1995 と エマ-ジェンシ-・ナ-シング 秋増-37~40 1993

関連項目

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