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現在のラボ:千葉中央

CK (CPK)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • CK (CPK)
    3B010-0000-023-272
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    (10日)
    1~2
    11
    ※4
    JSCC標準化対応法
    M 62~287 F 45~163(U/L)

備考

*

診療報酬

D007(01)
クレアチンキナーゼ(CK)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆

容器

臨床意義

クレアチンキナーゼ(CK)は,骨格筋,心筋の可溶性分画を中心に存在する酵素で,細胞の損傷によって血液中に遊出する酵素である。
CKは2量体の酵素でM型(筋型)とB型(脳型)の二つのサブユニットからなり,主に骨格筋由来のCK-MM型,脳,平滑筋由来のCK-BB型,心筋由来のCK-MB型の3種のアイソザイムのほかにミトコンドリア・アイソザイムや免疫グロブリンとの結合型CK(マクロCK)がある。意義としては,各アイソザイムの由来から,骨格筋,心筋,脳,平滑筋などに障害をきたしている場合などの診断や,経過観察に有用である。

異常値を示す病態・疾患

減少

ステロイド剤医療, 化学療法, 長期臥床

減少する疾患

シェーグレン症候群, 関節リウマチ, 甲状腺機能亢進症, 高アルカリフォスファターゼ血症, 高ビリルビン血症, 全身性エリテマトーデス

上昇する疾患

Charcot-Marie-Tooth 症候群, Kugelberg-Welander 病, Malignant hyperpyrexiaの発作時, アルコール性ミオパチー, アルコール中毒, マクロCK, 急性心筋梗塞, 筋萎縮性側索硬化症, 甲状腺機能低下症, 周期性四肢麻痺の発作時, 心筋炎, 進行性筋ジストロフィー症, 睡眠薬中毒, 髄膜脳炎, 多発性筋炎, 低カリウム血性ミオパチー, 糖尿病, 頭部外傷の急性期, 脳血管障害の急性期, 肺疾患, 皮膚筋炎, 先端肥大症

参考文献

測定法文献
日本臨床化学会:臨床化学 19(2):184~208, 1990.
臨床意義文献
庄司 進一:日本臨牀 53(増刊号1):262~265, 1995.

関連項目

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