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現在のラボ:千葉中央

凝固因子活性検査 第Ⅷ因子(F8)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 凝固因子活性検査 第Ⅷ因子(F8)
    2B390-0000-022-311
    速やかに遠心
    血漿
    0.4
    PC2

    A00
    凍結
    (21日)
    2~4
    223
    ※3
    凝固時間法

    凝固時間法
    測定対象となる因子の欠乏血漿とトロンボプラスチン,アクチン,塩化カルシウムを加え,凝固するまでの時間を測定する方法。

    60~150(%)

備考

&1
凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)

診療報酬

D006(29)
凝固因子(第Ⅱ因子、第Ⅴ因子、第Ⅶ因子、第Ⅷ因子、第Ⅸ因子、第Ⅹ因子、第ⅩⅠ因子、第ⅩⅡ因子、第ⅩⅢ因子)
血液学的検査判断料125点 □

容器

補足情報



臨床意義

第Ⅷ因子の分子量は約330000で,第Ⅸa因子,リン脂質,Ca2+とともに第X因子活性化複合体(X-ase complex)を形成し,第X因子の活性化を促進する。また,von Willebrand因子は血中では第Ⅷ因子と結合して,第Ⅷ因子/von Willebrand因子複合体として循環しており,第Ⅷ因子蛋白の活性を保護し,止血局所に導くという担体としての役割を果たす。染色体ではX染色体長腕末端部(Xq28)に存在する。現在のところ,第Ⅷ因子は主として肝臓で産生されていると考えられている。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患-第Ⅷ因子凝固活性(Ⅷ:C)[後天性]

SLE, 線溶亢進, 第Ⅷ因子阻止物質(抗体):膠原病, 播種性血管内出血凝固症(DIC), 分娩後など

減少する疾患-第Ⅷ因子凝固活性(Ⅷ:C)[先天性]

vWF:Ag(ⅧR:Ag)ともに減少, von Willebrand病:Ⅷ:C, 血友病A, 血友病Aの保因者

上昇する症例

過激な運動, 合成バゾプレッシン(DDAVP),アドレナリンなどの血管作動性物質の投与時, 産褥期, 精神的ストレス, 妊娠

参考文献

測定法文献
安達 眞二:Medical Technology 24-6-629~633 1996
臨床意義文献
植田 基生 他:日本臨床 53-増-74~76 1995

関連項目

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