現在のラボ:千葉中央
○リチウム
項目コード:3807 2
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位) - 採血時刻
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リチウム
3L320-0000-023-271 -
血清
0.5 -
S7P
↓
AZZ -
- 2~4
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比色法
比色法
測定物質を着色物質に変換後,可視部波長を照射して吸光度を測定して色調を標準液と比較する方法。 - 治療濃度範囲 0.3~1.2(mEq/L)
- 最終投与後12時間または早朝投与前 (Trough濃度)
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備考
リーマス、リチオマール
採血容器についての注意事項
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。
診療報酬
B001(02),B001(02ト)
特定薬剤治療管理料,リチウム製剤(躁うつ病)
- 「特定薬剤治療管理料1」は、投与薬剤の血中濃度を測定し、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。
容器
S7P 旧容器記号 C4 X2 X1
分離剤なし (真空採血量7mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
AZZ 旧容器記号 Z
酸洗浄済みのポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
リチウム塩は躁うつ病および情動疾患を伴う精神病治療薬として広く使用されている.リチウムのクリアランスの減少や再吸収の促進などは血中濃度の上昇につながる危険がある.
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
ノンコンプライアンス吸収不全
上昇する疾患
ナトリウム欠乏時, 心不全, 腎機能障害, 妊娠, 薬物相互作用
参考文献
測定法文献
細羽 恵美子,他:臨床化学46(1):39~46,2017.
臨床意義文献
樋口 駿 他:日本臨床 53-増-942~944 1995