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現在のラボ:千葉中央

CLDN18タンパク(IHC)

  • 検査項目
    JLAC10

    提出材料
    検体量
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
  • CLDN18タンパク(IHC)
    5D630-0000-075-666
    未染標本スライド
    未染標本スライド4枚
    Z10
    室温
    5~10

    2700
    ※8
    免疫組織化学染色法

備考

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CLDN18タンパク(IHC)の提出方法
1)癌細胞の有無が不明な場合もありますので、検査依頼時に病理診断書(コピー)の添付をお願いいたします。(ただし、当社で一般病理検査を実施している場合は不要です。)
なお、諸事情により添付できない場合には、依頼書に病理診断名(組織型等)の他、臨床情報等可能な範囲での記載をお願いいたします。
2)材料は胃癌または食道胃接合部癌(原発巣または転移巣)の未染標本スライド(ホルマリン固定パラフィンブロックから作製されたもの)となります。シランなどのコーティングスライドをご使用のうえ、薄切後は約40℃で一晩乾燥させた後、ご提出ください。
3)組織は4~5μmの厚さに薄切し、なるべく中央に貼り付けてください。
4)パラフィンブロックでご依頼の場合、未染標本スライド作製のため所要日数が遅れますので、営業員へご確認ください。

診療報酬

N005-3
PD-L1タンパク免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製
病理判断料130点

  • CLDN18タンパク免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製は、治癒切除不能な進行・再発の胃癌患者を対象として、抗CLDN18.2モノクローナル抗体抗悪性腫瘍剤の投与の適応を判断することを目的として、免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製を行った場合に、当該抗悪性腫瘍剤の投与方針の決定までの間に1回を限度として算定する。

容器

補足情報

臨床意義

CLDN18タンパクにはCLDN18.1とCLDN18.2が存在し、CLDN18.2は胃組織に選択的に発現します。
本検査は、「CLDN18.2陽性の治癒切除不能な進行・再発の胃癌」に対して「ゾルベツキシマブ(商品名:ビロイ®)」の適応の判定を補助するために用いるコンパニオン検査です。
日本胃癌学会「切除不能進行・再発胃癌バイオマーカー検査の手引き」において、本検査と、HER2タンパク、MMRタンパクまたはMSI、PD-L1タンパクを一次治療開始前に測定することが推奨されております。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

胃癌・食道胃接合部癌

参考文献

測定法文献
名倉 宏,他:渡辺・中根 酵素抗体法 改訂四版(学際企画):147~150, 2002.
臨床意義文献
Shitara K,et al:Lancet 401(10389):1655~1668,2023.
Shan MA,et al:Nat Med. 29(8):2133~2141,2023.

関連項目

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