現在のラボ:千葉中央

項目コード:4166 3
検査項目
JLAC10
LPIA(Latex photometric immunoassay)
ラテックス近赤外免疫比濁法
抗原または抗体を結合させたラテックス粒子を用いて抗原抗体反応を行い、抗原抗体反応による凝集の濁度を、近赤外光を照射させて透過率を測定する方法。
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採血後、速やかに低温(4℃)で血漿分離してください。室温遠心や専用容器(PC5)での採血はデータが高値となるため避けてください。速やかに分離できない場合は、氷水中に保存し、1時間以内に血漿分離してください。測定対象はトータルPAI-1(tPA・PAI-1複合体および活性型、潜在型PAI-1)です。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し、転倒混和を5~6回繰り返した後、速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で、採血量が1.8mL以上の場合、(PC5)の容器をご利用ください。)
●注意事項
1.採取容器は(PC2)を用い、必ず冷却遠心してください。室温遠心や容器(PC5)での採血はデータが高値となるため、避けてください。
2.速やかに分離できない場合は、氷水中に保存し、1時間以内に分離してください。
D006(32)
tPA・PAI-1複合体
血液学的検査判断料125点 □

3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量1.8mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.2mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)

ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1(PAI-1)は、PAを特異的かつ即時的に阻害することにより線溶糸反応の開始段階を制御する。PAI-1は血中では活性型、PAとの複合体、活性のない潜在型などとして存在するが、非常に不安定な物質であることから、トータルPAI-1の測定が最も臨床的に信頼できるものと考えられる。他の凝固線溶検査と併せて測定することにより、凝固線溶異状における痛態把握や治療効果判定の指標として有用と考えられている。
DIC、急性心筋梗塞、狭心症、敗血症
測定法文献
曽我部 万紀,他:医学のあゆみ 173(12):997~998, 1995.
臨床意義文献
坂田 洋一:Medicina 31(11):330~331, 1994.