現在のラボ:千葉中央

項目コード:A204 4
検査項目
JLAC10
リアルタイムPCR
PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。
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凍結保存は避けてください。本項目はCYP2C19*2(G681A)および*3(G636A)を解析します。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
PGx(下記参照)
下図の容器に採取し,よく混和させ,冷蔵保存してください。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
EDTA-2Na入り (真空採血量2mL)
内容:EDTA-2Na 3.0mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
EDTA-2Na入り (真空採血量5mL)
内容:EDTA-2Na 7.5mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
チトクロームP450(CYP)は、主に肝ミクロソームに存在する酵素で、多くの薬物の代謝に関与している。CYP2C19は、オメプラゾール、ジアゼパムなどの薬物の代謝に関わっており、CYP2C19*2,*3の2つの遺伝子多型は、薬効や副作用の予測に有用である。これら2つの遺伝子多型を検出する。
オメプラゾール等の代謝
測定法文献
平塚真弘:薬学雑誌 122(7):451~463,2002.
臨床意義文献
Guillaume Paré, et al. :N Engl J Med 363(18):1704~1714,2010.