現在のラボ:千葉中央
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項目コード:A252 1
検査項目
JLAC10
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後、酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ、発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
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他項目との重複依頼は避けてください。
糞便1g(拇指頭大)を下記の容器に入れ、必ず凍結保存してください。
D003(09)
カルプロテクチン(糞便)
尿・糞便等検査判断料34点
糞便容器
貯蔵方法:室温
カルプロテクチンは、主に好中球の細胞質に含まれる分子量36kDaのカルシウム・亜鉛結合タンパク質です。潰瘍性大腸炎では、活動期の腸管に浸潤した好中球から分泌され、便とともに体外に排出されることから、腸管の炎症度を反映するマーカーとして知られています。ELISA法による便中カルプロテクチンは、潰瘍性大腸炎の患者に対する病態把握の補助を目的とした検査として、2017年6月に保険適用となり、その後2021年12月に炎症性腸疾患の診断補助、2022年5月にクローン病の病態把握の補助について適用拡大となりました。
非侵襲的に炎症性腸疾患の活動性を評価する検査として、診断補助および病態把握にご活用ください。
潰瘍性大腸炎
臨床意義文献
Lobaton T, et al:Inflamm Bowel Dis 19(5):1034~1042, 2013.