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現在のラボ:千葉中央

HTLV-Ⅰ(ATLV) プロウイルスDNA (クロナリティ)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • HTLV-Ⅰ(ATLV) プロウイルスDNA (クロナリティ)
    5F455-1440-070-831
    組織
    250mg
    ARR
    凍結
    (1ヵ月)
    17~23
    サザンブロットハイブリダイゼーション

    サザンブロットハイブリダイゼーション(Southern blot hybridization)
    制限酵素で消化したDNAを電気泳動により分画し,1本鎖DNAに変性後,毛細管現象を利用してナイロンメンブレンに転写して,標的プローブとハイブリダイゼーションを行い,目的の遺伝子を検出する方法。DNAの量的,質的変化の異常を解析する場合に用いられる。

その他の受託可能材料

備考

&1
血液:凍結保存は避けてください。化学療法などにより細胞数が減少している場合は,必要量のDNAが抽出できない場合がありますので,あらかじめご了承ください。ホルマリンなどにより固定した組織は,高分子DNAが得られないため,サザンブロットハイブリダイゼーションによる解析は不可能です。
同時に複数検体をご依頼いただく場合は、所要日数が変動する場合がございます。予めご了承ください。

容器

補足情報

臨床意義

ヒトT細胞向性ウイルスⅠ型(HTLV-Ⅰ)は,成人T細胞白血病(ATL)の原因ウイルスとして発見され,さらにHTLV-Ⅰ関連脊髄症(HAM)や慢性肺疾患,関節炎,ぶどう膜炎などとの関連が明らかにされ,他臓器癌,糞線虫症などへの関与も指摘されている。ATLのキャリアから発症は,約750人から2,000人のキャリアの中から1年につき1人の発症が推察されている。キャリアからのATLの発症はほとんど母子間感染例であり,成人以降にHTLV-Ⅰに感染した場合,ATLを発症する可能性は極めて低いとされている。ATLと最終診断するためのウイルス学的検査としてはリンパ球(末梢血またはリンパ節細胞)の内部にHTLV-ⅠプロウイルスDNAがモノクローナルに組み込まれていることをサザンブロットハイブリダイゼーション法用いて証明する必要がある。

参考文献

測定法文献
渡辺 俊樹 他:Meidical Immunology 16-6-785~791 1988
臨床意義文献
Yoshida M et al:Proceedings of the National Academy of Science 81-2534~2537 1984

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