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現在のラボ:千葉中央

リウマチ因子(RF) 定量

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • リウマチ因子(RF) 定量
    5G160-0000-023-062
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    1~2

    30
    ※6
    ラテックス凝集免疫比濁法
    15以下(IU/mL)

備考

*

診療報酬

D014(02)
リウマトイド因子(RF)定量
免疫学的検査判断料144点

  • 「リウマトイド因子(RF)定量」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定性」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定量」、「マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)」、「C1q結合免疫複合体」、「モノクローナルRF結合免疫複合体」及び「IgG型リウマトイド因子」のうち3項目以上を併せて実施した場合には、主たるもの2つに限り算定する。
  • 「抗シトルリン化ペプチド抗体定性」、「抗シトルリン化ペプチド抗体定量」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定性」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定量」、「マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)」、「C1q結合免疫複合体」、「モノクローナルRF結合免疫複合体」及び「IgG型リウマトイド因子」のうち2項目以上を併せて実施した場合には、主たるもの1つに限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

一般に重症のRAや関節外症状を伴う悪性関節リウマチ(MRA)では、RFが高値を示す例が知られ、RF陽性のRAは陰性に比べ関節病変進行の程度が強いことから、RFは予後を左右する重要なファクターと考えられている。従来治療によるRFの変動は少ないと考えられていたが、免疫治療の進歩により、RA治療に免疫抑制剤が用いられ、臨床症状の改善に伴いRFの減少がみられると報告されていることからRFの定量は疾患活動性の指標として臨床上重要な意義をもつと考えられる。
本法は関節リウマチ患者血清中に存在するリウマチ因子に特異的でありその診断や治療効果に有用である。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

シェーグレン症候群(SJS), 肝硬変, 関節リウマチ(RA), 強皮症(PSS), 全身性エリテマトーデス(SLE), 慢性肝炎

参考文献

測定法文献
鬼塚 聖子,他:日本臨床検査自動化学会会誌35(1):17~22,2010.
臨床意義文献
宮城 憲一 他:医学のあゆみ 161-9-663~666 1992

関連項目

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