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○ピルビン酸
項目コード:7707 9
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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ピルビン酸
3E015-0000-031-271 -
除蛋白液
0.4 -
M30
↓
A00 -
- 2~4
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47
※4
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ピルビン酸オキシダーゼによる酵素法
酵素法
測定原理は比色法と同様で,測定物質を酵素を用いて特異的に測定する方法。 - 0.30~0.94 (全血中)(mg/dL)
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ピルビン酸
備考
&1
採血後,直ちに正確に血液1.0mLを専用容器(M30)に加え,充分攪拌後3000rpm5分間遠心分離し,その上清液をご提出ください。
診療報酬
D007(13)
有機モノカルボン酸(ピルビン酸)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
- 「有機モノカルボン酸」については、グルタチオン、乳酸、ピルビン酸及びα-ケトグルタール酸の各物質の測定を行った場合に、それぞれの測定ごとに所定点数を算定する。
容器
M30 旧容器記号 r3 50
除蛋白液入り (内容量1mL)
内容:0.8N過塩素酸
貯蔵方法:冷蔵
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
ピルビン酸は解糖系の終末産物であるとともに,アラニンを通じてアミノ酸代謝と関連し,オキザロ酢酸(OAA)のTCAサイクルへの代謝や脂肪酸代謝などに関係する。したがって,ピルビン酸の血中濃度は栄養状態,各種臓器(とくに筋肉,肝臓)の代謝状態,虚血などの酸素分圧異常によって左右される。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
筋糖原病
上昇する疾患
Fructose1.6diphosphatase欠損症, I<SUB>a</SUB>, I<SUB>b</SUB> 型, V・B<SUB>1</SUB> 欠乏症, ピルビン酸脱水素酵素欠損症, ミトコンドリア異常を伴うミオパチー重金属中毒, 肝性昏睡, 重症肝硬変症, 循環不全, 糖原病, 尿毒症
参考文献
測定法文献
浅沼 和子 他:生物試料分析 8-3-16~24 1985
臨床意義文献
清水 孝郎:日本臨床 53-増-586~589 1995