現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:00392 6(旧 0392 5)
検査項目
JLAC10
酵素法
測定原理は比色法と同様で、測定物質を酵素を用いて特異的に測定する方法。
採血後、直ちに正確に血液1.0mLを専用容器(M30)に加え、充分攪拌後3000rpm 5分間遠心分離し、その上清液をご提出ください。
D007(13)
有機モノカルボン酸(ピルビン酸)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

除蛋白液入り (内容量1mL)
内容:0.8N過塩素酸
貯蔵方法:冷蔵
有効期間:製造から1年

ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
ピルビン酸は解糖系の終末産物であるとともに、アラニンを通じてアミノ酸代謝と関連し、オキザロ酢酸(OAA)のTCAサイクルへの代謝や脂肪酸代謝などに関係する。したがって、ピルビン酸の血中濃度は栄養状態、各種臓器(とくに筋肉・肝臓)の代謝状態、虚血などの酸素分圧異常によって左右される。
筋糖原病
Fructose 1.6 diphosphatase欠損症、Ia型、Ib型、VB1欠乏症、ピルビン酸脱水素酵素欠損症、ミトコンドリア異常を伴うミオパチー重金属中毒、肝性昏睡、重症肝硬変症、循環不全、糖原病、尿毒症
測定法文献
浅沼 和子,他:生物試料分析 8(3):16~24, 1985.
臨床意義文献
清水 孝郎:日本臨牀 53(増)586~589, 1995.