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ピルビン酸

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • ピルビン酸
    3E015-0000-031-271
    速やかに遠心
    除蛋白上清
    0.4
    M30

    A00
    冷蔵
    2~4

    47
    ※4
    ピルビン酸オキシダーゼによる酵素法

    酵素法
    測定原理は比色法と同様で、測定物質を酵素を用いて特異的に測定する方法。

    0.30~0.94(全血中)
    (mg/dL)

備考


採血後、直ちに正確に血液1.0mLを専用容器(M30)に加え、充分攪拌後3000rpm 5分間遠心分離し、その上清液をご提出ください。

診療報酬

D007(13)
有機モノカルボン酸(ピルビン酸)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

  • 「有機モノカルボン酸」については、グルタチオン、乳酸、ピルビン酸及びα-ケトグルタール酸の各物質の測定を行った場合に、それぞれの測定ごとに所定点数を算定する。

容器

臨床意義

ピルビン酸は解糖系の終末産物であるとともに、アラニンを通じてアミノ酸代謝と関連し、オキザロ酢酸(OAA)のTCAサイクルへの代謝や脂肪酸代謝などに関係する。したがって、ピルビン酸の血中濃度は栄養状態、各種臓器(とくに筋肉・肝臓)の代謝状態、虚血などの酸素分圧異常によって左右される。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

筋糖原病

上昇する疾患

Fructose 1.6 diphosphatase欠損症、Ia型、Ib型、VB1欠乏症、ピルビン酸脱水素酵素欠損症、ミトコンドリア異常を伴うミオパチー重金属中毒、肝性昏睡、重症肝硬変症、循環不全、糖原病、尿毒症

参考文献

測定法文献
浅沼 和子,他:生物試料分析 8(3):16~24, 1985.
臨床意義文献
清水 孝郎:日本臨牀 53(増)586~589, 1995.

関連項目

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