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項目コード:3872 0
検査項目
JLAC10
酵素法
測定原理は比色法と同様で,測定物質を酵素を用いて特異的に測定する方法。
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アスピリン、バファリン
採血容器についての注意事項
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。
B001(02),B001(02ル)
特定薬剤治療管理料,サリチル酸系製剤(若年性関節リウマチ),サリチル酸系製剤(リウマチ熱),サリチル酸系製剤(慢性関節リウマチ)
分離剤なし (真空採血量7mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
アスピリンで代表されるサリチル酸系薬剤は,解熱鎮痛薬,抗炎症薬,抗リウマチ薬として古くから多用され最も早くから血中薬物濃度モニターの対象となっていた。アスピリンはリウマチ性関節炎の治療に大量投与されるが,その分解産物であるサリチル酸は非線形性の体内動態を示し,半減期は2~3時間から20~30時間までばらつくため,過量投与時の中毒管理に血中濃度を正確に把握することが必要とされている。
測定法文献
木村 英樹 他:日本臨床検査自動化学会会誌 33(5):860~864,2008.
臨床意義文献
久保 博昭:日本臨床 53(S上):998~1001 1995