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エストラジオール(E2)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • エストラジオール(E2)
    4F025-0000-023-053
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    1~2

    167
    ※5
    ECLIA

    ECLIA(Electro chemiluminescence immunoassay)
    電気化学発光免疫測定法
    抗体を結合したビーズを用いて抗原と反応させた後,ルテニウムピリジン錯体で標識した抗体を抗原に2次反応させ,電気化学反応によりルテニウムピリジン錯体の発光強度を測定する方法。

    下記参照

備考

*
性別を明記してください。また妊婦の場合は妊娠週数を明記してください。

診療報酬

D008(33)
エストラジオール(E2)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △

  • 「エストロゲン半定量」又は「エストロゲン定量」については、「エストリオール(E3)」又は「エストラジオール(E2)」と同時に実施した場合は算定できない。

容器

補足情報

臨床意義

卵巣から,主として産生され,卵胞発育に伴い特徴的な分泌パターンを示す.妊娠中は,胎盤性エストロゲンの一部として大量分泌される.卵巣機能,とくに卵胞発育の状態を知るためには,不可欠の検査である.

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患-(妊婦)

異常妊娠, 子宮内胎児死亡, 重症妊娠中毒, 切迫流産

減少する疾患-(非妊婦)

ターナー症候群, 神経性食欲不振症, 不妊症, 卵巣機能低下

上昇する疾患

エストロゲン産生腫瘍, 肝疾患, 先天性副腎皮質過形成, 多胎妊娠, 卵巣過剰刺激症候群

参考文献

測定法文献
古屋 実,他:医学と薬学 74(7):819~830,2017.
臨床意義文献
清水 幸子:日本臨床 68(7):448~461,2010.

関連項目

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