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エストラジオール(E2)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • エストラジオール(E2)
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4

    167
    ※5
    CLEIA

    CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
    化学発光酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。

    下記参照

備考


性別を明記してください。また妊婦の場合は妊娠週数を明記してください。

診療報酬

D008(33)
エストラジオール(E2)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △

  • 「エストロゲン半定量」又は「エストロゲン定量」については、「エストリオール(E3)」又は「エストラジオール(E2)」と同時に実施した場合は算定できない。

容器

補足情報

臨床意義

卵巣から,主として産生され,卵胞発育に伴い特徴的な分泌パターンを示す.妊娠中は,胎盤性エストロゲンの一部として大量分泌される.卵巣機能,とくに卵胞発育の状態を知るためには,不可欠の検査である.

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患-(妊婦)

異常妊娠, 子宮内胎児死亡, 重症妊娠中毒, 切迫流産

減少する疾患-(非妊婦)

ターナー症候群, 神経性食欲不振症, 不妊症, 卵巣機能低下

上昇する疾患

エストロゲン産生腫瘍, 肝疾患, 先天性副腎皮質過形成, 多胎妊娠, 卵巣過剰刺激症候群

参考文献

測定法文献
古屋 実,他:医学と薬学 74(7):819~830,2017.
臨床意義文献
清水 幸子:日本臨床 68(7):448~461,2010.

関連項目

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