現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA
○HBs抗原(2021年3月30日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:3163
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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HBs抗原(2021年3月30日ご依頼分をもって受託中止)
5F016-1410-023-117 -
血清
0.2 -
S09
↓
A00 -
- 3~5
-
29
※6
- 磁性化粒子凝集法(MAT法)
- (-)(8未満)(倍)
-
備考
※エ
診療報酬
D013(01)
HBs抗原定性・半定量
免疫学的検査判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
B型肝炎の診断のきめ手はHBVの感染を受けた患者のHBs抗原の検索である。定型的なB型肝炎ではHBV感染後全く臨床症状を欠く潜伏期、食欲不振、発熱、倦怠感を伴う前駆期を経て黄疸が出現する。この前駆期から発黄期にかけて血中にHBs抗原が出現し、黄疸は約1週間ほどで最も強くなり、その後自覚症状は急速に消え、肝機能も正常にもどる(回復期)。B型急性肝炎の多くの例は発症後1~2ヶ月でHBs抗原が陰性化し、その後は良好である。しかし中には数ヶ月以上持続的に陽性(HBV Carrier)を示し、慢性肝炎、肝硬変、肝癌と移行する例もある。HBs抗原量の推移は肝炎診断のみならず、肝炎の症状、予後をみる上で重要な意義をもつ。ただし、極めて抗原量が少量であったり、s遺伝子の変異により抗原活性が低下した場合、HBs抗原が検出されないこともあるため注意を有する。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
B型肝炎, 急性期初期, 持続感染
参考文献
測定法文献
志村 嘉彦 他:臨床検査機器・試薬 18-3-553~558 1995
臨床意義文献
飯野 四郎:Medical Practice 5-4-530~543 1988