現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA
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項目コード:0167
検査項目
JLAC10
超遠心法
超遠心機を用いて蛋白質の比重の差により分離し測定する方法。
※エ
凍結保存は避けてください。
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
検査項目 | 性別 | Total | HDL | LDL | VLDL |
---|---|---|---|---|---|
リポ蛋白コレステロール分画定量
3F150-0000-023-221 |
男性 | 134~223 | 31.0~80.0 | 61.0~153.0 | 50.0以下 |
女性 | 134~225 | 35.0~85.0 | 62.0~153.0 | 25.0以下 | |
リポ蛋白トリグリセライド分画定量
3F151-0000-023-221 |
男性 | 30~147 | 7.0~25.0 | 12.0~53.0 | 2.0~93.0 |
女性 | 31~141 | 7.0~26.0 | 12.0~47.0 | 8.0~87.0 | |
リポ蛋白リン脂質分画定量
3F152-0000-023-221 |
男性 | 166~294 | 77.0~165.0 | 49.0~114.0 | 48.0以下 |
女性 | 172~280 | 86.0~163.0 | 50.0~107.0 | 46.0以下 |
性別 | Total | HDL | LDL | VLDL |
---|---|---|---|---|
男性 | 134~223 | 31.0~80.0 | 61.0~153.0 | 50.0以下 |
女性 | 134~225 | 35.0~85.0 | 62.0~153.0 | 25.0以下 |
動脈硬化,虚血性心疾患のnegative risk factorとしてHDL-C,risk factorとしてLDL-Cが注目されている.これらの臨床検査法として界面活性剤を用いた酵素法が簡易法として一般的に利用されており,動脈硬化・虚血性心疾患のみならず糖尿病・脳卒中・肝疾患等にも脂質代謝面からのアプローチがなされている.超遠心法は各リポ蛋白を比重により分画し,分画中の脂質を測定するものであり,簡易法の基準となる方法である.
Tangier病, アポA-Ⅰミラノ病, 虚血性心疾患, 糖尿病, 動脈硬化症, 慢性腎炎
ネフローゼ, 虚血性心疾患, 動脈硬化症, 慢性腎炎
ネフローゼ, 虚血性心疾患, 甲状腺機能低下症, 糖尿病, 動脈硬化, 閉塞性黄疸, 慢性腎炎
測定法文献
Bronzert TJ et al:Clinical Chemistry 23-11-2089~2098 1977
臨床意義文献
山本 章 他:臨床検査MOOK4 血清脂質 (金原出版) 82~98 1980