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項目コード:8105
検査項目
JLAC10
凝固時間法
測定対象となる因子の欠乏血漿とトロンボプラスチン,アクチン,塩化カルシウムを加え,凝固するまでの時間を測定する方法。
凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
〔シール栓容器で採血する場合〕
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し、転倒混和を5~6回繰り返した後、速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。
(複数の検査項目をご依頼される場合で、採血量が1.8mL以上の場合、(PC5) の容器をご利用ください。)
〔ヘモガードTMキャップ容器で採血する場合〕
3.2%のクエン酸ナトリウム0.3mLに血液2.7mLの割合で採血し、転倒混和を5~6回繰り返した後、速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目を依頼する場合で採血量が2.7mL以上の場合は、(PC5) 容器をご利用ください。)
D006(07)
活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
血液学的検査判断料125点
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量1.8mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.2mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量2.7mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.3mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
材質:プラスチック
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)は,凝固機能の異常がどこにあるかを調べる検査である。異常値となれば内因系因子の異常が存在することになる。プロトロンビン(PT)と同様に先天性出血性素因が疑われる場合,後天的な凝固因子の異常が疑われる場合,術前検査などとして行われる。
DIC, von Willebrand病, ループスアンチコアグラント, 肝障害, 血友病, 抗凝血素の存在
測定法文献
日野 志郎:臨床検査講座15 血液学 244~250 1984
臨床意義文献
佐守 友博:日本臨床 47-増上-917~920 1989