現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA
○Dダイマー
項目コード:1035
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
Dダイマー
2B140-0000-022-062 -
血漿
0.5 -
PC2
↓
A00 -
(21日)
- 1~2
-
127
※3
- ラテックス免疫比濁法
- 1.0未満(μg/mL)
-
Dダイマー
備考
凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
〔シール栓容器で採血する場合〕
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し、転倒混和を5~6回繰り返した後、速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。
(複数の検査項目をご依頼される場合で、採血量が1.8mL以上の場合、(PC5) の容器をご利用ください。)
〔ヘモガードTMキャップ容器で採血する場合〕
3.2%のクエン酸ナトリウム0.3mLに血液2.7mLの割合で採血し、転倒混和を5~6回繰り返した後、速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目を依頼する場合で採血量が2.7mL以上の場合は、(PC5) 容器をご利用ください。)
診療報酬
D006(15)
Dダイマー
血液学的検査判断料125点 □
容器
PC2 旧容器記号 K H2 11
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量1.8mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.2mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)
PC2 旧容器記号 K
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量2.7mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.3mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
材質:プラスチック
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
血管内凝固機序が開始するとフィブリノゲンは,フィブリンモノマーを経てポリマーとなり第ⅩⅢ因子の働きで,γ鎖間およびα鎖間に架橋形成(cross-linked fibrin)が行われる。この安定化フィブリンがプラスミンで分解を受けると,DD/E複合体やDダイマーなどが生成される。Dダイマーは凝固,線溶状態の異常を鋭敏に反映することから,DIC診断基準の補助的検査所見として有用である。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
DIC, 血栓症
参考文献
測定法文献
佐野 將也 他:臨床検査機器・試薬 20-2-301~308 1997
臨床意義文献
三橋 裕行 他:日本臨床 57-増2-569~572 1999