現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA

項目コード:1035
検査項目
JLAC10
凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
〔シール栓容器で採血する場合〕
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し、転倒混和を5~6回繰り返した後、速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。
(複数の検査項目をご依頼される場合で、採血量が1.8mL以上の場合、(PC5) の容器をご利用ください。)
〔ヘモガードTMキャップ容器で採血する場合〕
3.2%のクエン酸ナトリウム0.3mLに血液2.7mLの割合で採血し、転倒混和を5~6回繰り返した後、速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目を依頼する場合で採血量が2.7mL以上の場合は、(PC5)容器をご利用ください。)
D006(15)
Dダイマー
血液学的検査判断料125点 □
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量1.8mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.2mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量2.7mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.3mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
材質:プラスチック
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
血管内凝固機序が開始するとフィブリノゲンは、フィブリンモノマーを経てポリマーとなり第ⅩⅢ因子の働きで、γ鎖間およびα鎖間に架橋形成(cross-linked fibrin)が行われる。この安定化フィブリンがプラスミンで分解を受けると、DD/E複合体やDダイマーなどが生成される。Dダイマーは凝固、線溶状態の異常を鋭敏に反映することから、DIC診断基準の補助的検査所見として有用である。
DIC, 血栓症
測定法文献
佐野 將也,他:臨床検査機器・試薬 20(2):301~308, 1997.
臨床意義文献
三橋 裕行,他:日本臨牀 57(増2):569~572, 1999.