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可溶性ELAM-1(2019年3月28日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    可溶性ELAM-1(2019年3月28日ご依頼分をもって受託中止)
    5J462-0000-023-023
    血清
    0.3
    S09

    A00
    凍結
    (1ヵ月)
    事前にご確認ください
    ELISA

    ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
    酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    17.9~79.2(参考値)(ng/mL)

備考

※エ

容器

臨床意義

ELAM-1(Endothelial Leukocyte Adhesion Molecule-1, E-Selectin) はセレクチンファミリーの一つで細胞表面に発現する 115kdの糖タンパクである.その発現はIL-1やTNFαの刺激に反応した血管内皮上に生じ,刺激後4時間で発現はピークに達し,その後24時間で消失する. ELAM-1は好中球,単球,memory T-cell の一部に発現されているシアリル化, フコシル化された分子 (シアリルルイスX, SleX ) をリガンドとしている.尚, SLeX は腫瘍細胞上にも多量に発現されていることが知られている.
可溶性ELAM-1(sELAM-1) は健常人においても検出され,その濃度は炎症性の疾患により上昇する. またその生理活性は好中球走化能の亢進があり,このことからARDS(成人呼吸窮迫症候群),MOF(多臓器不全),敗血症ショックへの関与が考えられている. さらにELAM-1の発現は内皮細胞に限られるので,sELAM-1の血中レベルは内皮細胞の損傷, あるいは活性化の特異的なマーカーとしても期待されている.

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

がん

参考文献

臨床意義文献
光岡 ちか子 他:臨床免疫 28-9-1157~1163 1996

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