現在のラボ:札幌ミライラボ

項目コード:033302 / 0651
検査項目
JLAC10
LA(Latex agglutination immunoassay)
ラテックス凝集比濁法
抗原または抗体を吸着(結合)させたラテックス粒子を用いて抗原抗体反応を行い,抗原抗体反応による凝集の濁度を,光を照射させて透過率または光の散乱強度から測定する方法。
ジゴシン、ジゴキシン
採血容器についての注意事項
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。
B001(02),B001(02イ)
特定薬剤治療管理料,ジギタリス製剤(心疾患患者)
分離剤なし (真空採血量7mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
ジゴキシンは,心臓に直接作用して,心臓の収縮力を強めて強心作用を示す。ジキタリス製剤の中では速効力があり,また利尿作用もあるので,色々な原因によっておこっている心不全の症状の改善に有効である。ジギタリス製剤の適応はうっ血性心不全,頻脈,頻拍などである。ジゴキシンはジギタリスから得られる強心配糖体であり,血中有効治療域が狭く血中濃度の正確な把握が必要である。臨床症状や心電図所見を併せて総合判断により至適投与を行う。
測定法文献
John Lindenbaum et al:N Engl J Med 285(24):1344~1347, 1971.
臨床意義文献
小滝 一 他:日本臨床 53-増-950~953, 1995.