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項目コード:210005 / 1227
検査項目
JLAC10
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。
蓄尿は冷蔵保管しながら行うかあらかじめ専用保存剤を蓄尿容器に一袋全量(10g/袋 最終濃度約0.5%)を入れて蓄尿を行ってください。他項目との重複依頼は避けてください。
D008(12)
C-ペプチド(CPR)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
C-ペプチドは分子量3,617でインスリンの前駆物質であるプロインスリンの構成成分である。一般的に生体に対する生物学的活性はないと考えられている。
膵β細胞内でインスリン部分とC-ペプチド部分(アミノ酸31個)に分離されて血中に放出される。又,一部が腎臓で代謝され尿中に排泄される。血中半減期は11分。尿中の排泄量は,血中CPRと高い相関を示し,インスリン投与やインスリン抗体または,プロインスリンの干渉を受けずに測定できる。
尿中C-ペプチド排泄量の測定の定義は,簡便な膵β細胞機能の指標及びⅠ型糖尿病との鑑別の一指標として有用である。
インスリノーマ, インスリン自己免疫症候群, 二次性糖尿病, 肥満
下垂体機能低下症, 糖尿病(IDDM), 膵癌
測定法文献
近藤 啓,他:日本臨床検査自動化学会会誌 33(2):190~195, 2008.
臨床意義文献