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現在のラボ:札幌ミライラボ

バンコマイシン

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
    採血時刻
  • 緊急
    バンコマイシン
    3M530-0000-023-024
    血清
    0.5
    S7P

    A00
    冷蔵
    1~2

    特
    EMIT
    Trough10.0~15.0(μg/mL)
    投与前30分以内(Trough濃度)

備考


塩酸バンコマイシン

採血容器についての注意事項  
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。

採血時刻についての注意事項  
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。 
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。 
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。 
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。

診療報酬

B001(02),B001(02カ)
特定薬剤治療管理料,グリコペプチド系抗生物質,バンコマイシン

  • 「特定薬剤治療管理料1」は、投与薬剤の血中濃度を測定し、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

バンコマイシンはグリコペプチド系抗生物質、細菌の細胞分裂時の細胞壁mucopeptide合成の初期段階を阻害し、好気性及び嫌気性のグラム陽性菌に殺菌作用があり、特にMRSAには有効な抗生物質である。

参考文献

測定法文献
清水 直也,他:TDM研究 14(2):168~173, 1997.
臨床意義文献
島田 馨:Chemotherapy 40-1-86~101 1992

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