現在のラボ:札幌ミライラボ

項目コード:030402 / 0644
検査項目
JLAC10
検査項目 | 材料 | 容器 |
---|---|---|
|
血清
|
キャップ | 保存 | 所要 |
---|---|---|
| 1~3 |
実施料 | 検査方法 | 基準値 |
---|---|---|
| ラテックス法 |
4.0~12.0 (μg/mL) |
採血時刻 |
---|
次回投与直前(Trough濃度) |
テグレトール、テレスミン、レキシン
採血容器についての注意事項
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。
B001(02),B001(02ロ)
特定薬剤治療管理料,抗てんかん剤(てんかん患者)
分離剤なし (真空採血量7mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
カルバマゼピンは抗てんかん剤であり,中枢神経の抑制をせず抗てんかん作用を発揮する薬剤である。脳の中枢に作用してけいれんを抑制するので,てんかんのけいれん発作を抑え,てんかんに伴っておこる精神神経症状をも抑える。また三叉神経痛の痛みをとる目的でも用いられることがある。また最近は,そううつ病のそう状態にも適用されている。カルバマゼピンの抗てんかん効果は脳内濃度に依存し,末梢濃度と平行関係にあるため血液中濃度を測定することは意義がある。
測定法文献
J. J. MacKichan et al:Br. J. Clin. Pharmacol. 12(1):31~37, 1981.
臨床意義文献
五味田 裕 他:日本臨床 53-増-907~910, 1995.