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現在のラボ:札幌ミライラボ

便中カルプロテクチン

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 便中カルプロテクチン
    5C235-0000-015-064
    糞便
    F80
    冷蔵
    (7日)
    2~5

    268
    ※1
    金コロイド凝集法

    金コロイド法
    金コロイド標識抗体を反応させ、抗原抗体反応により金コロイド粒子が凝集する色調変化を光学的に測定する方法。

    下記参照 (μg/g)

備考

&1
(R08診療報酬改定情報掲載) ※→以降は改定により変更となるもの

凍結保存は避けてください。
専用採便容器に採取してご提出ください。

他項目との重複依頼は避けてください。


●採取方法
1. キャップを回してスティックを取り出し、便の表面をまんべんなくこすり採ります。
2. 1回だけ差し込み、キャップをしっかり締めます。
3. 袋に入れ冷蔵保存し、ご提出ください。

●注意事項
1. 容器の中の保存液は捨てないでください。
2. 便は溝が埋まるくらい採ります。採りすぎ、少なすぎにご注意ください。
3. 水様便は、採便容器(F80)のスティックを抜いた後、スティック先端の保存液をよくふき取ってから採便してください。便を採る量が少なくなる可能性があるため、実際の値より低値となる場合があります。
4. 採便時の食事制限はありません。

診療報酬

D003(09)
カルプロテクチン(糞便)
尿・糞便等検査判断料34点

  • ア 「カルプロテクチン(糞便)」を慢性的な炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病等)の診断補助を目的として測定する場合は、ELISA法、FEIA法、イムノクロマト法、LA法又は金コロイド凝集法により測定した場合に算定できる。ただし、腸管感染症が否定され、下痢、腹痛や体重減少などの症状が3月以上持続する患者であって、肉眼的血便が認められない患者において、慢性的な炎症性腸疾患が疑われる場合の内視鏡前の補助検査として実施すること。また、その要旨を診療録及び診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
    イ 本検査を潰瘍性大腸炎又はクローン病の病態把握を目的として測定する場合、潰瘍性大腸炎についてはELISA法、FEIA法、金コロイド凝集法、イムノクロマト法又はLA法により、クローン病についてはELISA法、FEIA法、イムノクロマト法、LA法又は金コロイド凝集法により測定した場合に、それぞれ3月に1回を限度として算定できる。ただし、医学的な必要性から、本検査を1月に1回行う場合には、その詳細な理由及び検査結果を診療録及び診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
    ウ 慢性的な炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病等)の診断補助又は病態把握を目的として、本検査及び大腸内視鏡検査を同一月中に併せて行った場合は、主たるもののみ算定する。

容器

補足情報

臨床意義

カルプロテクチンは、好中球の細胞質に豊富に含まれるカルシウム結合蛋白であり、炎症に伴い腸管に浸潤した好中球から放出され、便中に排出されることから、腸管炎症の程度を反映するバイオマーカーとして知られています。
便中カルプロテクチン濃度は、組織学的評価および内視鏡的評価と相関することが報告されており、簡便かつ患者負担の少ない検査として、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎およびクローン病)における診断補助および病態把握の補助に有用です。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎、クローン病

参考文献

測定法参考文献
Okuyama Y, et al:Clin Chim Acta 456:1~6, 2016.
臨床意義参考文献
福本 祐子,他:医学と薬学 79(4):575~584, 2022.

関連項目

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