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現在のラボ:札幌ミライラボ

ブロムペリドール

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
    採血時刻
  • ブロムペリドール
    3L302-0000-023-064
    血清
    0.5
    S7P

    A00
    冷蔵
    2~5

    特
    金コロイド凝集法

    金コロイド法
    金コロイド標識抗体を反応させ、抗原抗体反応により金コロイド粒子が凝集する色調変化を光学的に測定する方法。

    至適血中濃度 15以下(ng/mL)
    随時(ただし、採血時刻を一定とする)

備考

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ハロペリドール・ブロムペリドールは、ほぼ同等の交差反応を示すため、双方を併用されている患者検体の測定値は、各々の正確な血中濃度値とは合致しませんので、ご注意ください。

インプロメン、ルナプロン

●採血容器についての注意事項
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。

●採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。

診療報酬

B001(02),B001(02ヘ)
特定薬剤治療管理料,ブロムペリドール製剤(統合失調症)

  • 「特定薬剤治療管理料1」は、投与薬剤の血中濃度を測定し、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

ブロムペリドール(Bromperidol:BPD)は、1974年ベルギー・ヤンセン社で開発された新しいブチロフェノン系抗精神薬剤で、ハロペリドールと非常に類似した性質を有し、統合失調症の幻覚、妄想に対して優れた効果を有する。ハロペリドールのクロルフェニル基がブロモフェニル基に置換されたことで、効果発現が速く、抗精神病効果は持続的で、1日1回投与も可能となった。又、鎮静作用はハロペリドールより弱く、慢性例に対しては軽度の賦活効果が期待でき、長期投与によっても過鎮静傾向(行動抑制)を起こさず、さらに副作用症状で代表的とされる錐体外路症状の程度が軽度となった。しかし軽度とはいえ、錐体外路症状(パ-キンソン症候群、アカシジア)、精神神経系(睡眠障害、眠気)、消化器(便秘、食欲不振)等の副作用を生ずることが報告されている。 従って、適正投与量の決定・副作用発現の回避等の指標として、ブロムペリドール血中濃度モニタリングが有用である。

参考文献

測定法文献
白井 晶子,他:医学と薬学 50(1):101~107, 2003.
臨床意義文献
高木 哲郎,他:臨床と研究 66(8):2670~2676, 1989.

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