SRL総合検査案内

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現在のラボ:札幌ミライラボ

RUNX1-RUNX1T1 mRNA定量 ★

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 曜日指定
    RUNX1-RUNX1T1 mRNA定量 ★
    8C428-9962-046-875
    骨髄液
    1.0
    H00
    冷蔵
    3~6

    2100
    ※2
    RT-PCR(リアルタイムPCR)

    リアルタイムPCR
    PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。

    キメラmRNAを検出せず
    (コピー/μgRNA)
その他の受託可能材料

備考

&1
凍結保存は避けてください。
受託可能日は月~金曜日です。
検体採取後、速やかにご提出ください。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
造血器腫瘍遺伝子検査のご提出について
検体は採取後、当日中にご提出ください。

★検体受付は採血当日の午後3時までとなっておりますので、ご注意ください。ご提出の際は当社までご連絡ください。
骨髄液1.0mLを下図の容器に無菌的に採取し、よく混和させ、冷蔵保存してください。
検体は採取後、当日中にご提出ください。

診療報酬

D006-2
造血器腫瘍遺伝子検査
遺伝子関連・染色体検査判断料100点

  • 「悪性腫瘍遺伝子検査」、「造血器腫瘍遺伝子検査」、「免疫関連遺伝子再構成」、「FLT3遺伝子検査」又は「JAK2遺伝子検査」のうちいずれかを同一月中に併せて行った場合には、主たるもののみ算定する。
  • 「造血器腫瘍遺伝子検査」は、PCR法、LCR法又はサザンブロット法により行い、月1回を限度として算定できる。

容器

補足情報



臨床意義

t(8;21)転座は、急性骨髄性白血病(AML:Acute myeloid leukemia)で認められ、FAB分類ではAML-M2の約40%に認められる染色体異常で、8番染色体長腕(8q22)に座位するRUNX1T1遺伝子と21番染色体長腕(21q22.1)に座位すRUNX1遺伝子との相互転座によりRUNX1-RUNX1T1遺伝子が形成される。
WHO分類では反復する遺伝子異常を伴うAML(Acute myeloid leukemia with recurrent genetic abnormalities)にカテゴリー分類されている。
本項目はRUNX1-RUNX1T1 mRNAを、リアルタイムPCR法を用いて定量的に検出する検査で、治療経過のモニタリングなどに有用と考えられる。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

急性骨髄性白血病((AML)M2)

参考文献

測定法文献
飯嶋 健太朗,他:SRL宝函 24(1・2):65~68,2000.
臨床意義文献
Arber DA,Orazi A,Hasserjian R,et al:Blood 127(20):2391~2405,2016.

関連項目

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