現在のラボ:札幌ミライラボ
○HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体
項目コード:177702 / 0826
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体
5F450-1430-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
(21日)
- 2~5
-
159
※6
-
CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - (-)
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HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体
備考
&1
検査結果が「陽性」であった場合、ラインブロット法による確認検査をお勧めいたします。
測定対象は、抗HTLV-Ⅰ抗体および抗HTLV-II抗体です。型別の報告ではありません。
診療報酬
D012(31)
HTLV-Ⅰ抗体
免疫学的検査判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
ATLは九州,南四国に多発するという疫学上の特徴を有している急性リンパ性白血病である.また,HAMは様々な神経的症状を伴う脊髄障害性の疾患である.これらの予後は極めて不良であり,その原因ウイルスであるHTLV-Ⅰの感染経路(主に母乳や輸血)を断つことが重要な予防対策となっている.HTLV-Ⅰキャリアの大部分はこのウイルスに対する抗体を持っており,従って,HTLV-Ⅰ抗体の測定は,ATLやHAMの診断や感染防止のためのキャリア検出に不可欠の検査である.
異常値を示す病態・疾患
関連疾患
HTLV-I関連疾患
参考文献
測定法文献
植柳 泰,他:医学と薬学 73(8):1031~1035,2016.
臨床意義文献
山口 一成:日本臨床 53(増):306~309,1995.