現在のラボ:札幌ミライラボ
○IgA-HEV抗体(定性)
項目コード:709502 / 3434
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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IgA-HEV抗体(定性)
5F370-1433-023-023 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 2~6
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210
※6
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EIA
EIA(Enzyme immunoassay)
酵素免疫測定法
測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。 - (-)
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IgA-HEV抗体(定性)
備考
&1
診療報酬
D013(10)
HE-IgA抗体定性
免疫学的検査判断料144点 ◇
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
HEVに感染するとHEVに対する抗体が産生されるが、E型肝炎の急性期にはIgM抗HEV抗体が患者血清中に出現し、発症後2~5ヶ月持続する。IgG抗HEV抗体はやや遅れて出現して長期間継続するため、現在または過去の感染の指標となる。急性期にはIgA抗HEV抗体が血清中に出現し、発症後2~5ヶ月持続する。I型、III型、IV型のHEV遺伝子型いずれにおいてもIgA抗HEV抗体の検出が可能である。
E型肝炎は、感染症法において四類感染症に指定され、届出が義務づけられています。
厚労省研究班報告によると急性肝炎のうち、Non-ABC肝炎と分類されている39%にE型肝炎が含まれているとされ、簡便な測定法が望まれていました。HA抗体同様、急性肝炎スクリーニング時に用いられるE型肝炎の診断補助として有用です。
参考文献
測定法文献
飯野四郎,他:医学と薬学 53(4):461-469, 2005
臨床意義文献
H.Takeda,et al:Vox Sanguinis 99: 307-313, 2010