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現在のラボ:札幌ミライラボ

特異的IgE(Ara h 2)(ピーナッツ由来)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 特異的IgE(Ara h 2)(ピーナッツ由来)
    5A100-2500-023-023
    血清
    0.3
    S09

    A00
    冷蔵
    2~5

    110
    ※6
    FEIA

    FEIA(Fluorescence enzyme immunoassay)
    蛍光酵素免疫測定法
    EIAの1つで,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,蛍光基質を加えて蛍光強度を測定する方法。

    0.35未満 (-)(UA/mL)

備考

&1
特異的IgEピーナッツの陽性者が対象です。判定基準は下記をご参照ください。
アレルゲンは一時的に入手不可能なものがありますので,あらかじめご了承ください。

診療報酬

D015(13)
特異的IgE半定量・定量
免疫学的検査判断料144点

  • 特異的IgE半定量・定量検査は、特異抗原の種類ごとに所定点数を算定する。ただし、患者から1回に採取した血液を用いて検査を行った場合は、1430点を限度として算定する。

容器

補足情報

臨床意義

ピーナッツアレルギーは即時型食物アレルギーの原因食物およびアナフィラキシーの原因食物であり、食品衛生法アレルギー物質を含む表示において表示義務アレルゲンでもある重要な食物アレルゲンの1つである。
Ara h 2は、ピーナッツのアレルゲンコンポーネントの1つであり、臨床症状発現との強い関連性が報告されおり、ピーナッツ摂取によるアレルギー症状の誘発リスクを持つ可能性のある患者を高い確率で選別することができると報告されている。問診による既往と粗抽出アレルゲン特異的IgE測定結果による診断にAra h 2測定結果を追加することにより、より精度の高い診断が可能となることが期待され、ピーナッツアレルギーの疑われる患者およびその家族のQOL向上にも役立つ可能性がある。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

食物アレルギー

参考文献

測定法文献
奥田 勲, 他:医学検査 46(10):1525~1530,1997.
臨床意義文献
海老澤 元宏, 他:日本小児アレルギー学会誌 27(4):621~628,2013.

関連項目

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