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現在のラボ:金沢ラボ

HVA

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • HVA
    4E055-0000-022-204
    血漿
    1.5
    PN7

    A00
    冷蔵
    (21日)
    4~6
    69
    ※5
    HPLC

    HPLC(High performance liquid chromatography)
    高速液体クロマトグラフィー
    移動相に液体を用いる液体クロマトグラフィーで,高密度充填カラムと高圧ポンプを用いて高速かつ高精度に分離する方法。

    4.4~15.1(ng/mL)
その他の受託可能材料

備考

#1
指定の容器に採血し,よく混和させ,血漿分離してください。血漿は冷蔵保存してください。

診療報酬

D008(03)
ホモバニリン酸(HVA)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点

容器

臨床意義

ホモバニリン酸(3-methoxy-4-hydroxyphenyl acetic acid)は、ドーパおよびドーパミンの最終産物である。ドーパはカテコールアミンおよびメラニンの前駆物質であり、一方、ドーパミンはカテコールアミンの一種であって、クロム親和細胞内でノルエピネフリンやエピネフリンに転換して、交感神経活性を調整するのみならず、中枢では神経伝達物質として重要な役割を演じている。したがって、血中、尿中あるいは髄液中のHVAを測定することにより、生体におけるドーパおよびドーパミンの分泌動態を把握し、中枢および末梢の交換神経機能を推測することができる。また、クロム親和細胞腫や悪性黒色腫では、HVAが過剰に産生されるので、腫瘍の早期発見、並びに治療効果の判定には、血中・尿中HVA測定が有用である。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

Alzheimer病, パーキンソン症候群

上昇する疾患

悪性黒色腫, 褐色細胞腫, 神経芽細胞腫

参考文献

測定法文献
Gironi A et al:Clinical Chemistry 34-12-2504~2506 1988
臨床意義文献
和田 攻 他:臨床検査ガイド92 (文光堂)  501~503 1992

関連項目

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