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アルベカシン

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
    採血時刻
  • アルベカシン
    3M613-0000-023-062
    血清
    0.3
    S7P

    A00
    凍結
    (21日)
    2~4

    特
    ラテックス凝集比濁法

    LA(Latex agglutination immunoassay)
    ラテックス凝集比濁法
    抗原または抗体を吸着(結合)させたラテックス粒子を用いて抗原抗体反応を行い,抗原抗体反応による凝集の濁度を,光を照射させて透過率または光の散乱強度から測定する方法。

    Peak 15~20 Trough 1~2未満(μg/mL)
    点滴開始1時間後(30分で投与した場合,終了後30分後)(Peak濃度) 投与前30分以内(Trough濃度)

備考

#1
ハベカシン

採血容器についての注意事項  
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。

採血時刻についての注意事項  
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。 
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。 
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。 
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。

診療報酬

B001(02),B001(02カ)
特定薬剤治療管理料,アミノ配糖体抗生物質

  • 「特定薬剤治療管理料1」は、投与薬剤の血中濃度を測定し、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

アルベカシンはアミノ配糖体系抗生物質で,メチシリン・セフェム耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の産生する各種不活化酵素に安定であり,MRSAに対して強い抗菌力を有す。臨床的にはMRSAによる敗血症,肺炎に有用性が認められている。

参考文献

測定法文献

臨床意義文献
新島 端夫:The Japanese Journal of Antibiotics 44-7-705~717 1991

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