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○アンドロステンジオン(2019年12月5日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:205002
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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アンドロステンジオン(2019年12月5日ご依頼分をもって受託中止)
4D095-0000-023-002 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
- 7~13
-
RIA硫安塩析法
RIA(Radio immunoassay)
放射性免疫測定法
抗体に対して放射性同位元素(RI)で標識した抗原と検体中の抗原を競合的に抗原抗体反応を行い,抗体と結合した標識抗原(結合型:Bound)と抗体と結合していない標識抗原(遊離型:Free)を分離し,その割合を放射活性から抗原の濃度として測定する方法。
結合型と遊離型の分離方法(B/F分離)として,抗体を固相化しておく固相法,抗原抗体複合体に第2抗体を結合させて沈澱させる2抗体法,抗原抗体複合体を硫酸アンモニウム(硫安)で沈澱させる硫安塩析法,抗原抗体複合体を沈澱試薬で沈澱させるPEG法などがある。 - 下記参照
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備考
#C
性別,年齢を明記してください。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
アンドロステンジオン基準値
年齢 (歳) | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20~29 | 0.48~1.82 | 0.64~2.34 |
30~39 | 0.42~1.52 | 0.57~2.24 |
40~49 | 0.46~1.67 | 0.28~1.35 |
50~59 | 0.41~1.57 | 0.25~1.21 |
臨床意義
アンドロステンジオン(A-dione)は副腎と性腺で作られ,卵巣ではエストロゲンに,睾丸ではテストステロンになる前駆体である。
A-dioneのアンドロゲン作用は,テストステロンに比べて1/5であり,女性で男性化を示すときは血中A-dioneが高くなる。この原因が卵巣か副腎に由来するかを知ることは,女性における無排卵や特発性多毛症・副腎や卵巣の男性化腫瘍など男性化症状の原因部位の鑑別に重要である。またDHEAの転換物質であるためのクッシング症候群の鑑別診断,及び先天性副腎皮質過形成の診断の補助としても重要である。
異常値を示す病態・疾患
高値疾患
Stein-Leventhal症候群, 多嚢胞卵巣症候群(PCOD)
低値疾患
Klinefelter症候群, Turner症候群, 先天性副腎低形成(3β-HSD)
参考文献
測定法文献
吉田 孝雄 他:ホルモンと臨床 22(5):671~676,1974.