現在のラボ:金沢ラボ
検索結果:0 件
選択中の検索オプション |

項目コード:004054
検査項目
JLAC10
D007(01)
アミラーゼ
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆
尿用容器
貯蔵方法:室温
アミラーゼは、そのほとんどは膵と唾液腺由来のものである。
血清および尿中アミラーゼの測定は血中への酵素逸脱の程度を表すので、主として膵疾患の診断に重要である。よって膵炎、膵管内圧上昇などが起こると逸脱が増加する。この変化は、膵内外分泌機能や膵管などの変化よりも早期に起こり、病勢をよく反映するので、膵疾患のスクリーニング、早期診断、経過観察に役立つ。しかし、アミラーゼは膵ばかりでなく唾液腺でも多く産生されるので、鑑別にはアミラーゼアイソザイムの分別定量が必要である。
測定法文献
日本臨床化学会 酵素・試薬専門委員会:臨床化学 34(4):350~361, 2005.
臨床意義文献
早川 哲夫,他:日本臨牀 53(増刊号1):311~313, 1995.