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○クラミジアトラコマティス抗原〔EIA〕(2018年3月30日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:380058
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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クラミジアトラコマティス抗原〔EIA〕(2018年3月30日ご依頼分をもって受託中止)
5E015-0000-050-023 -
分泌物
- V91
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- 2~4
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160(検体採取料含)
※5
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EIA
EIA(Enzyme immunoassay)
酵素免疫測定法
測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。 - 陰性
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その他の受託可能材料
備考
#エ
検体採取方法は下記をご参照ください。
診療報酬
D012(26)
クラミジア・トラコマチス抗原定性
免疫学的検査判断料144点
- 「クラミジアトラコマチスDNA」,「クラミジアトラコマチス抗原」を併用した場合は,主なもののみ算定する。
- 「淋菌およびクラミジアトラコマチスrRNA同時同定」,「淋菌およびクラミジアトラコマチスDNA同時同定」,「淋菌抗原定性」,「クラミジアトラコマチス抗原」,「細菌培養同定検査」,「淋菌DNA」,「クラミジアトラコマチスDNA」を併せて実施した場合は,主たるもののみ算定する。
容器
V91 旧容器記号 W9 U
(女性用)
内容:保存液 1mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
補足情報
V90・V91 (旧容器記号 W9) (旧容器記号 U) 検体取り扱い方法
検体の採取方法
子宮頸管からの採取
- 腟鏡を用いて,露出した子宮腟部 (外子宮口を中心にして) をガーゼまたは綿棒で軽く清拭し,過剰な粘液を除去します。
- 専用綿棒を外子宮口部より子宮頸管内に挿入し,5~10秒間回転させて上皮細胞を採取します。(図1)
- 綿棒を腟壁に接触しないようにして,引き抜きます。
- 検体採取後,綿棒を専用容器の希釈液の中に入れます。(図2)
- 綿棒軸には綿球の先端より約5cmの位置にスリットがありますので,このスリットを容器口にあてて折り,綿球を入れたまま密栓してください。(図3)
- 密栓後,冷蔵保存してください。
[ご注意点]
綿球の先端を子宮頸管内に強く挿入したり,押し付けながら強く擦過すると,スリットの位置で綿棒軸が折れる可能性がありますのでご注意ください。
男子初尿からの採取
- 検体採取の少なくとも1時間前より排尿しないでください。
- 初尿約10mLを採尿カップに採取します。
- 採取後,1500~2500G (ローター回転半径15~25cmの遠心器3000rpm) で15分間遠心分離します。
- 遠心分離後,上清を捨て沈渣を残します。
- 沈渣に専用容器中の希釈液を全て加えて良く撹拌します。
- 専用容器に移し換えて冷蔵保存してください。
注:専用容器のため,他項目との重複依頼は避けてください。
臨床意義
クラミジア トラコマティスは,性感染症(STI:Sexually Transmitted Diseases)の病原微生物の一つである。男性では尿道炎,副睾丸炎,前立腺炎等を,女性では子宮頸管炎,子宮内膜炎,卵管炎等の泌尿生殖器感染症の原因のほか,産道感染により新生児に肺炎,結膜炎等を引き起こすことが知られている。本法はデキストランポリマーに抗クラミジアモノクローナル抗体及び標識酵素を多数結合させた酵素標識抗体を用いた検出法で感度・特異性に優れる。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
咽頭炎, 肝周囲腹膜炎, 結膜炎(新生児), 子宮頸管炎, 精巣上体炎, 直腸炎, 尿道炎(男性), 肺炎(新生児), 卵管炎(PID)
参考文献
測定法文献
納富 貴 他:感染症学雑誌 72-1-45~53 1998
臨床意義文献
熊本 悦明 他:臨床と微生物 20-臨増-843~854 1993