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○百日咳抗体 IgA
項目コード:178402
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-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
百日咳抗体 IgA
5E101-0000-023-023 -
血清
0.2 -
S09
↓
A00 -
(28日)
- 2~4
-
80
※6
-
ELISA
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。 -
8.5未満
判定基準:下記参照
-
百日咳抗体 IgA
備考
#1
診療報酬
D012(12)
百日咳菌抗体半定量
免疫学的検査判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
[6522 5、6525 7] [A253 0、A254 9] [178402、178502] [1784、1785] 百日咳抗体 IgA、百日咳抗体 IgM (判定基準)
NTU値 | 判定 |
---|---|
<8.5 | 陰性 (-) |
8.5~11.5 | 判定保留 (±) ※ |
>11.5 | 陽性 (+) |
※ 2~4週間後に採血した血清による再検査をお勧めいたします。
臨床意義
百日咳抗体 IgAは、百日咳毒素(PT)および繊維状赤血球凝集素(FHA)の総IgA抗体価を測定し、百日咳抗体 IgMは、百日咳菌に対するIgM抗体価を測定いたします。IgA抗体は病日約21日、IgM抗体は病日約15日をピークに発現し、IgA抗体はIgM抗体よりも持続して検出されることが確認されています。IgAおよびIgM抗体はワクチンの影響を受けないため、これまで急性期と回復期のペア血清を必要とした抗体検査において、単一血清での診断率向上が期待されています。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
百日咳
参考文献
臨床意義文献
小児呼吸器感染症診療ガイドライン作成委員会:小児呼吸器感染症診療ガイドライン2017(協和企画):236~240,2016.