SRL総合検査案内

0個選択中

現在のラボ:金沢ラボ

ヒトパルボウイルスB19 IgG

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • ヒトパルボウイルスB19 IgG
    5F011-1431-023-023
    血清
    0.2
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4
    EIA

    EIA(Enzyme immunoassay)
    酵素免疫測定法
    測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    0.80未満 陰性 判定基準:下記参照

備考

#1
固相法

容器

補足情報

臨床意義

ヒトパルボウイルスB19(B19)は伝染性紅斑の原因ウイルスである。1899年に伝染性紅斑(第5病)と呼ばれ,わが国では俗にリンゴ病と呼ばれている。B19感染症は,伝染性紅斑の有無にかかわらず遺伝性溶血性貧血患者にみられる造血障害発作,胎児水腫,流産,多発性関節炎との関係が報告されており,また,関節リウマチとの因果関係も示唆され多彩な病像を示し,多くの臨床的な問題を起こすので,その全体像を見通す観察が必要である。
典型的な臨床症状として,伝染性紅斑は顔面に始まり,数日のうちに全身に広がる紅色斑状発疹が,顔面の蝶形紅斑と,四肢のレース編み目状紅斑になることである。
潜伏期4~20日でB19は血中(骨髄赤芽球前駆細胞のみ増殖する)に存在し,ウイルス血症期間は口腔内および尿中にも存在する。感染経路は飛沫や接触,例外的に輸血がある。確定診断としてPCRにてウイルスDNAの検出と血清学的検査としてEIA法がありIgM抗体の検出が一般的である。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

関節炎, 血管性紫斑病, 胎児感染, 伝染性紅斑, 発疹症

参考文献

測定法文献
要藤 裕孝 他:感染症学雑誌 69-10-1135~1140 1995
臨床意義文献
要藤 裕孝 他:感染症学雑誌 69-10-1135~1140 1995

関連項目

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボを選択してください

ラボを選ぶ

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボ一覧

検査・関連サービス事業 グループ会社:
  • 日本臨床
  • SRL北関東
  • 北信臨床