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TSHレセプター抗体〔CLEIA〕

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • TSHレセプター抗体〔CLEIA〕
    5G310-0000-023-052
    血清
    0.8
    S09

    A00
    冷蔵
    (21日)
    2~4

    214
    ※6
    CLEIA

    CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
    化学発光酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。

    2.0未満 (IU/L)

備考

&1
TSHレセプターのTSH結合部位を認識するM22抗体 (抗TSHレセプターモノクローナル抗体 (ヒト)) を用いた第3世代TRAbです。

診療報酬

D014(27)
抗TSHレセプター抗体(TRAb)
免疫学的検査判断料144点

  • 「抗TSHレセプター抗体(TRAb)」及び「甲状腺刺激抗体(TSAb)」を同時に行った場合は、いずれか一方のみ算定する。

容器

補足情報

臨床意義

甲状腺の濾胞上皮細胞膜に存在する甲状腺刺激ホルモン (Thyroid stimulating hormone:TSH) の受容体に対する自己抗体であるTSHレセプター抗体 (TSH receptor antibody:TRAb) は、TSHレセプターと結合することにより甲状腺ホルモンの合成を促進し、バセドウ病における甲状腺機能亢進症の発症要因となります。
TSHレセプター抗体の測定は、甲状腺機能亢進症におけるバセドウ病の鑑別診断に有用です。

参考文献

測定法文献
矢野 美沙紀, 他:医学と薬学 77 (5):793~804, 2020.
臨床意義文献
古田島 伸雄, 他:日本臨床検査自動化学会会誌 39 (1):39~43, 2014.

関連項目

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