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17-KS7分画(2022年12月1日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    17-KS7分画(2022年12月1日ご依頼分をもって受託中止)
    4D018-0000-004-203
    蓄尿
    12
    U20
    冷蔵
    (28日)
    6~7
    213
    ※5
    Gas Chromatography-Mass Spectrometry(GC/MS)法(酵素水解法)
    下記参照

備考

1
酸性蓄尿は避けてください。

診療報酬

D008(43)
17-ケトステロイド分画(17-KS分画)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △

容器

補足情報

臨床意義

17-KSは,11-deoxy-17-KSと11-oxy-17-KSに分けられ,前者は副腎,睾丸由来のアンドロステロン(An),エチオコラノロン(Et),デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)の3分画があり,後者は糖質コルチコイド由来の11-ケトエチオコラノロン(11-keto-Et),11-OH-アンドロステロン(11-OH-An),11-OH-エチオコラノロン(11-OH-Et),11-ケトアンドロステロン(11-keto-An)の4分画がある。
意義として,副腎疾患,特にCushing症候群の病因の探求や鑑別に,他の検査や血中11-OHCS,尿中17-OHCS測定などと相まって診断価値が高いことが認められている。副腎癌,Cushing症候群ではET/ANが大で,DHEAは癌で非常に高く,腺腫,過形成では低値を示す傾向が見られる。また,酵素欠損による先天性副腎過形成の鑑別及び欠損酵素の判別にも役立つ。

参考文献

測定法文献
石田 孝 他:臨床化学 15-1-13~19 1986
臨床意義文献
岡谷 裕二:日本臨床 53-増-421~424 1995

関連項目

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