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酸化LDL(MDA-LDL)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 酸化LDL(MDA-LDL)
    3F087-0000-023-023
    血清
    0.3
    S09

    A00
    凍結
    (21日)
    3~14

    194
    ※4
    ELISA

    ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
    酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    男性 45才未満 46~82 45才以上 61~105 女性 55才未満 46~82 55才以上 61~105 (U/L)

備考

1
採血後、冷蔵保存にて6時間以内に血清分離し、速やかに凍結保存してください。

診療報酬

D007(50)
マロンジアルデヒド修飾LDL(MDA-LDL)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

  • 「マロンジアルデヒド修飾LDL(MDA-LDL)」は、冠動脈疾患既往歴のある糖尿病患者で、冠動脈疾患発症に関する予後予測の補助の目的で測定する場合に3月に1回に限り算定できる。ただし、糖尿病患者の経皮的冠動脈形成術治療時に、治療後の再狭窄に関する予後予測の目的で測定する場合、上記と別に術前1回に限り算定できる。

容器

臨床意義

酸化LDLは、動脈硬化の形成・進展に関与し、影響を及ぼすと考えられている酸化ストレスマーカーで、動脈硬化巣から様々な脂質酸化生成物とともに検出されている。また、高脂血症や糖尿病で高値を示すことが知られている。酸化LDL(MDA-LDL)は冠動脈疾患既往歴のある糖尿病患者において、冠動脈疾患に関する予後予測のマーカーとして有用である。

参考文献

測定法文献
小谷 一夫:酸化ストレスマ-カ- 学術出版センタ-:243~246,2005
臨床意義文献
小谷 一夫 他:脂質検査項目MDA-LDL(酸化LDL).MEDICAL TECHNOLOGY 37(2):121~126.2009

関連項目

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