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○C反応性蛋白(CRP)定量
項目コード:B052 2
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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C反応性蛋白(CRP)定量
5C070-0000-023-062 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 1~2
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16
※6
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ラテックス凝集比濁法
LA(Latex agglutination immunoassay)
ラテックス凝集比濁法
抗原または抗体を吸着(結合)させたラテックス粒子を用いて抗原抗体反応を行い,抗原抗体反応による凝集の濁度を,光を照射させて透過率または光の散乱強度から測定する方法。 - 0.14以下 (mg/dL)
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C反応性蛋白(CRP)定量
備考
*
診療報酬
D015(01)
C反応性蛋白(CRP)
免疫学的検査判断料144点
- 「血清アミロイドA蛋白(SAA)」を「C反応性蛋白(CRP)定性」又は「C反応性蛋白(CRP)」と併せて測定した場合は、主たるもののみ算定する。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
CRPは,肺炎球菌菌体のC多糖体と沈降反応を示す蛋白として見いだされた。CRPは免疫グロブリンIgMのように,5個のサブユニットが輪状に結合した分子量105,000の蛋白である。
炎症や癌などによる組織障害によって活性化された単球/マクロファージはインターロイキン6(IL-6),IL-1,TNFαなどを分泌し,分泌されたサイトカインによって,肝細胞におけるCRPをはじめとする急性相反応蛋白の産生を誘導し,血中濃度が上昇する。
炎症性疾患で鋭敏に上昇し,病態の改善後速やかに低下するため,病態の診断,予後の判定,治療効果の観察に役立つ。敗血症や肺炎などの細菌感染症では著しく上昇,ウイルス感染,悪性腫瘍,膠原病でも活動性の亢進時に上昇する。外傷や手術後は,48時間をピークに上昇し約5日でほぼ正常範囲に復するといわれている。CRPの高値がさらに持続する場合は,感染症の併発を考慮しなければならない。
異常値を示す病態・疾患
陰性の疾患
ウィルス感染症(陰性~弱陽性), 強皮症, 心不全(陽性の場合はリウマチ熱再燃,血栓,梗塞,気管支感染の合併), 皮膚筋炎(初期を除く)
上昇する疾患
リウマチ熱, 悪性腫瘍(転移型), 肝膿傷, 関節リウマチ, 細菌感染症, 多発性動脈炎, 胆石症, 胆嚢炎, 肺結核
参考文献
測定法文献
小林 咲絵, 他:医学と薬学 78 (1):81~89, 2021.
臨床意義文献
大谷 英樹:日本臨牀 53-増-233~236, 1995.