現在のラボ:中央ラボ

項目コード:3230 2
検査項目
JLAC10
超遠心法
超遠心機を用いて蛋白質の比重の差により分離し測定する方法。
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凍結保存は避けてください。

分離剤+凝固促進フィルム入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年

ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
HDLは水和密度が1.063~1.21で最も密度が高く、粒子径が最も小さいリポ蛋白であり、さらに細かく分類されHDL2とHDL3の亜分画が存在する。
HDL3は末梢の細胞膜よりコレステロール(遊離型)の取り込みを行い、LCATの作用によりコレステロールをエステル型とし、粒子のコアに貯蔵してHDL2へと変化する。HDL2に取り込まれたコレステロールの代謝には2通りあり、1つはHDL2ごと肝臓に直接取り込まれ、胆汁酸として排出される過程、もう1つはHDL2中のコレステロールのみCETPによって他のリポ蛋白に転送される過程がある。
以上の代謝により、コレステロールは末梢より除去される。こうしたHDLによる代謝はコレステロール逆転送と呼ばれ、HDLが動脈硬化症進展阻止因子として働いていることを示唆している。HDLをHDL2とHDL3に分別定量することにより、より細かい動脈硬化症進展阻止因子についての情報が提供される。
Tangier病、アポA-Iミラノ病、魚眼病
高リポ蛋白血症(Ⅰ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ型)、透析、動脈硬化、慢性腎不全、無βリポ蛋白血症
家族性高αリポ蛋白血症
糖尿病(インスリン治療)
測定法文献
Bronzert TJ et al:Clinical Chemistry 23(11):2089~2098, 1977.
臨床意義文献
板倉 弘重:日本臨牀 57(増刊号2):35~38, 1999.